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2007年03月05日

黄檗豆腐

上を向いて歩こぉうよ~♪
涙がこぼれないよぉうにぃ~♪

とは、名曲スキヤキ。

本日のスキヤキは 尾だ鞠亭賄食よ。

お夜食にお肉って消化が良くないかもしれないけど、
久々に頂く牛さん、とっても美味しかったわん♪
消化なんていずれするものよ。ほっほっほ。

昼間 買っておいた生ゆばと黄檗豆腐も「せっかくだから」と板長が入れてくれました。

この黄檗(おうばく)豆腐は、とても由緒正しいお豆腐ですのよ。
今でも、黄檗豆腐といえば豆腐の調理法の一つだったり、
胡麻豆腐のことを指したりするそうですが
ここ神奈川県・山北町にある「絹華」というお豆腐屋さんの先代(先々代?)が、
隠元禅師により伝えられた普茶料理の一品、豆腐羹の研究を始められたのだそうです。
しかし普茶料理の中でも 何故か豆腐羹の文献(レシピ)がどこにも残っていない。
だからこそ!という探究心の深さもあったのでしょうね・・・
何度も試行錯誤を重ねて、現在の黄檗豆腐が完成したそうです。
素晴らしい探究心と想像力の賜物だと思います。
そうして作られた「黄檗豆腐」が、人の手を渡り黄檗宗の本山・京都 萬福寺に届けられました。
そうしましたらね・・・なんと!萬福寺から、絹華さんの所へ
「お宅様の黄檗豆腐を頂きまして・・・これぞ本物の豆腐羹であると思われます。
是非、製造方法を伝授してください」と、お見えになったのだそうです。
本家本元の方丈様から認められたということです。素晴らしいことですね。

私がこの黄檗豆腐に出会ったのは、もうかれこれ十数年前。
松田町に住む友人が訪ねくる度に、この黄檗豆腐を持参してきてくれたのです。
竹皮に包まれた素朴な形も その大豆味の濃さも一度食べたら忘れ難いものでした。

今は真空パックになった豆腐が2個セットになって竹皮に包んでありますが、
その当時の黄檗豆腐は、真空パックではなく
今よりももう少し小さめで固かったように記憶しています。
大豆味の濃さは変わりませんが、以前よりまろやかになった気がしました。

このお豆腐は、スライスしてそのまま食べるだけでも充分美味しいものですから、
私なんぞは、つい ぱくぱくっと つまんで食べ終わってしまいます・・・。
でも板長は、スライスした豆腐に軽く粉をふるい表面をカリッと焼いてくれました。
これは・・・美味しい!カンペキなおつまみです!(嬉)


久々に出会った黄檗豆腐。
早く食べたくて急いで開封しちゃったもんだから・・
パッケージの写真撮り忘れたのよね。。
失礼しました。
また次回の購入時に 載せますわね。^^;

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 2007年03月05日 20:02

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