« 2007年07月 | HOME | 2007年09月 »

2007年08月29日

おうちで京都ごはん


***

ハモの落とし。



だし巻き。

合鴨のスモーク。

生ハモを天ぷらに。

青実山椒の佃煮。


大徳寺いちまの鯖寿司。


ってコトで、
ようやく関西の旅が終わったのでございました。

ながい一日だったわぁ~。

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (2) | トラックバック

関西番外編:錦市場

京都の台所、錦市場。
説明不要?







おまけ

なにげに・・・看板。

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

関西最終日 3:丸太町東洋亭

京都といえば・・・・・オムライス。
これって、ほんと?
私が京都に来ていると知った オムライスフェチ(?)のJより そのような情報が入ったのでございます。
「や~ね、アンタ知らなかったの?何年京都に通ってんのよっ!」
初耳だわよ。
「んじゃ、アタシが良いオミセ教えてあげるから食ってらっしゃい!」
ってことで、携帯にお店情報メールが届いた。

はい。本日のお目当てランチとは実はオムライスだったんです。
大徳寺いちまで予定外の美味しい手鞠寿司を頂いたあと、北大路通りからバスで丸太町へ。
住所だけを頼りに目指すランチのお店は、『丸太町東洋亭』。
朝、ホテルをチェックアウトするとき ホテルの人に訊いておいた最寄のバス停で降りる。
だけど、この時点で時間は1時50分・・・。J情報によるランチタイムは2時まで。
お店を探してたら間に合わないよなぁ・・・と、半分諦めつつ、
さて、誰かに訊ねてみようか。と歩き始めると
「ん・・・?」
いま 左手に通り過ぎた店が、目の端から何気にオーラを放ってたよーな気がして、そのまま数歩後ずさり。
そこには、2階建ての大きくはないけれども重厚感のある洋風建物が。。
壁にかかっている看板には『丸太町東洋亭』と、目指すお店の名前!

***

時間が時間だったので、断られるかな?と、だめもとでお店のドアを開けると
「いらっしゃいませ」と、和やかな声の女性に出迎えられました。(シェフの奥さまでした)
時間のことを訊ねると「大丈夫ですよ」と、嬉しい返事。
店内を見ると、外から来た目には薄暗い室内、4人掛けのテーブルが6席あるだけ。
だけど、そこには外界から遮断されたような ゆったりとした空気が流れています。
お水とメニューを持ってきてくれた 奥さまが
「時間、気になさらないでゆっくりお食事してくださいね」なんて、はんなり仰る。いいなぁ・・はんなり。
頼むものはオムライスと決まってるけど、一応メニューに目を通してみましたら・・・
オムライスがメニューに載ってない。
どこを見てもオムライスと書いてない。
あれれ?J情報、間違ってる?と不安になりつつ
「あの・・オムライスは・・・あります?」おそるおそる訊いてみると
「はい。今なら大丈夫ですよ。忙しい時間は作れないのでメニューに載せてないんです」とにっこり。
今なら?って、意味がよくわからないままでしたが、
そのままオーダー入れて、しばらくすると奥さまが雑誌を持ってみえまして
「オムライス、少し時間がかかりますからコレでも読んでらしてください」と・・・
一人客の私に気を遣って下さったようです。
なんでそんなに時間がかかるの?と、私の顔に書いてあったのでしょう
「ウチは石炭ストーブで調理してますから、火口が一個だけなんですよ。
今作り始めましたから、もう少しお待ちくださいね。」と、またもや奥さまにっこり。
奥の厨房から、カシャカシャと卵を混ぜる音が聞こえてきました。
それでも確かに、待ってる時間は長かったような気がします。

私の座るテーブルの前壁一面に杉本哲郎の壁画。

その絵の中の女性達が静かに店内を見守っているかのようで
忙しい人には不向きな時間の流れが そこかしこに漂ってる。。気がしてきた。

いつしか、周囲のテーブルにいらした他のお客様達もいなくなり店内には私ひとり。
ふぅ・・!と、やっと気持ちが店内の時間に同調したころ、オムライスが目の前に運ばれてきました。

・・・美しい。

正統派オムライス。といった感じの 凛とした佇まい。
ソースもケチャップもかかっていないのは、ライスの味がしっかりしているということ?と思っていたら
「皆さんそれぞれのお好みがありますから、ケチャップが必要でしたら仰ってくださいね」と奥さま。

スプーンを当てると、卵の表面が「いやん...」と言ったか言わないかのように・・優しく弾けました。
中のライスは、ハムライス。固めに茹でられたグリンピースがコロコロ紛れてる。

お味は、驚くほど美味というよりも 薄めの塩で品の良い美味しさ。
量的には結構なボリュームがあったので、このまま食べ続けたら飽きるかな?
飽きたらケチャップ貰おう。と思ってたけど、いつのまにやら そのまま食べ終わっておりました。
淡々と いつのまにやら完食、ってコトに自分で驚いた。滅多にないコトなので。。
これはなんて表現すれば良いんだろう?懐かしい美味しさ。とでも言うのかな。
だけど自分では作れない味だなぁ。と、食後のコーヒーを頂きながら満腹になったお腹をさすってた私。

それから、コーヒーのお代わりを持ってきて下さった奥さまと少しお話し。
こちらのお店は、大正六年創業という京都では有名な老舗洋食店だったのですね。
現在のシェフは、三代目。
明治時代、初代がまだ15~16才の頃、フランスへ行き料理人になりたいという夢があったらしく
当時、とても可愛がってくれていたフランス人の御仁(料理研究家・平野レミさんの祖父)から、
「そんなに(フランスへ)行きたいなら・・」ということで、一緒に渡仏して様々な面倒をみてもらったのだとか。
(そのご縁で、今でも平野家とは親戚以上のお付き合いをなさってるそうです。)
初代は そのまま長年にわたってフランスに滞在した後、帰国して レストラン東洋亭を開業。

その開業時から現在に至るまで、石炭ストーブとそのコンロ一つで調理。
メニューは注文を聞いてから作り始めるために、どうしても時間がかかってしまうということで
4人掛けのテーブルが6席しかないという現状でも、シェフは手一杯なのだそうです。
そのかわり、時間がかかるということさえ理解してもらえれば、
いちど席に着いたお客様には、閉店時間までゆったり過ごして頂けるサービスをしていますと仰る。
あれは好き、コレは嫌いだから入れないで等など、お好みに合わせたワガママにも応えてくれるとか。
ゆったりとした食事を楽しんでもらうためにも、時間に追われない雰囲気を大切にしているとのこと。
だから、ディナータイムには予約が必須。
ランチタイムに出している ビーフシチュー、ハンバーグ、カレーなどの一品物は、夜には無し。
オムライスに限っては、ランチタイムであっても忙しい時にはお断りするそうです。

*****

丸太町 東洋亭

京都市上京区河原町丸太町上ル東側桝屋町370
電話 075-231-7055

時間 : (昼)11:30~14:00、(夜)17:30~20:30(L.O.)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日休)

※姉妹店はありません

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

関西最終日 2:大徳寺いちま

三光堂を出て、来た方向と逆の南側を見ると、100m.程先に こんもりとした杜が見える。
あれ?もしや、あれは・・・大徳寺 !?
てくてく、ずんずん歩いて杜に近づく。その杜を東回りに南下すると 見覚えのある道に出た。
そうそう。私の嗅覚が「ここよ!この道よ!」と訴える。
うん、もうしばらく行くと・・・あのお店が あるはず。
あった!「大徳寺 いちま」お寿司屋さんでございます。

こちらは4年前の冬、これまた &oさんに教えてもらって訪れた場所なのでした。
しかし、その時は・・・
「美味しいお寿司屋さんを教えてもらったの~♪一緒に行こっ♪」と、
京都に嫁入りした同級生・SAKIをわざわざ呼び出して行ったとゆーのに、お休みだったのよ。。
それも定休日とかじゃなくて、臨時休業だったのよ。
お店の前で、しばしぼーぜんとなった女二人。
気をとりなおして、せっかく来たんだから目の前の大徳寺を散策しよう。と、
山門をくぐるも・・名立たるお寺が 年末掃除の為とかで揃って休観中。
がるぅぅぅ・・・・・!と、お腹空かせて狂暴になりつつあった私を いち早く察知したSAKI、
さっさとタクシー拾って私を押し込み、四条河原町の中華料理店へ向かったのでした。
こちらの名前は失念しましたが、フカヒレの煮込みが美味しかった。
そのおかげで機嫌が直ったらしい私。持つべきものは友達よね。ほっほっほ。

閑話休題。

さて、きょうは開いているのかしら?と、「いちま」の前に立つ。
開いてます。のれんが出ております。

リベンジ、いっちゃう?ちょうど お昼だし。
だけど・・・
う~!
お昼に行きたかったお店を諦める?あそこのランチ・タイムは2時までよ。
う~!
だけど、ここでいかなきゃ女じゃないわよねっ!
と、
4年前の悔いを果たすべく、のれんをくぐった私なのでございました。。
だって、だって、
&oさんとこのブログに出てた「大徳寺いちま」の記事を読んだとき悶絶してしまった私ですもの。
今日を逃したら、あの記事見るたびに 地団駄踏みそうだもの。

***

お店に入ると、カウンターの中から「お好きなお席にどうぞ」と言われたので、カウンターに。
メニューを出されてから、このあとに食べる予定のもののことを考えて・・・
「今日は、軽く頂きたいのですけど・・」と板前さん(若旦那)に相談してみたら
「手鞠寿司ならシャリが少なめですから、お腹にたまらないと思いますよ」と、にっこり仰います。
では、そちらをお願いします。と私もにっこり。

目の前で握られた、可愛い手鞠寿司。

穴子、トロ、カンパチ、ウニ、キス、サヨリ、小鯵に巻き寿司。
いずれも私好みの程好い大きさですが、それぞれのネタの存在感と満足度はかなり高め。



特筆すべきは、トロとウニ。
何気に口に入れたトロでしたが、その途端に あまりにも美味しくて・・・否、旨過ぎて
「え?なんですか?これ!」と、言ってしまいました。無粋ですみません。
若旦那、「トロです。旨いでしょ?」と、またもやニッコリ。
あぁ・・若旦那ってば罪な笑顔だわ。
そしてそして!このウニの甘さにまいりました。濃厚だけど、くどくないし苦みもない。
一貫だけなのに・・・その後味の奥行きと余韻に浸ってしまいました。
すると若旦那ってば、私がその余韻から現の世に戻ってくるかこないかを見計らったかのように
「いかがでした?淡路産です。」とウニの船ごと出して見せてくれました。

あれれ?普段見慣れた、こんもり型とは違ってる。
「このウニは、型崩れ防止のミョウバンにくぐらせてないんですよ。苦みがなかったでしょ?」と。
なるほど。
型崩れ防止をしていないウニは、時間経過と共にとろけてしまうから
背向きに こんもりと盛り付けるのは物理的に無理。
私が普段見慣れていたものは、
こんもり!が新鮮に見えてしまうという人間の勘違いを逆手にとった薬使用のものだったんだ。
見た目が多少不恰好でも、こうして上向きならば、とろけても無理なく自然体を保てるし・・・
ストレート!まんまのウニですよー!という証でもあるわけね。
知らなかったことを知りました。美味しいお勉強!しちゃいました。わくわく。

店内には私以外の客人がなく、若旦那を独り占め状態(?)だったので
お寿司を頂きながら、
&oさんの紹介で来たということと、4年前に来た時のことをお話ししたら、ますます和んだ雰囲気に。
奥からは、女将さんも出てみえて楽しい時間を過ごさせて頂きました。
しか~し!&oさんてば、まー!京都でも皆さんの印象に深く残ってらっしゃる。罪な方。((爆))

その間にも目の前では、お土産用に頼んでおいた鯖寿司が美しく出来上がっていきます。
んで、
カウンター後方のバットに山盛りになってる太刀魚の美しさに見惚れていると
「綺麗でしょ?もうちょっと早く来てもらってたら一尾まるごとの綺麗な姿を見てもらえたのに!残念!」
と、若旦那。うーん・・私の視線て、そんなにわかりやすいんでしょーか?^^;

でも、私なんぞの一見客に こうして構って下さった皆さんの心遣いが、とても有難くて嬉しかったです。
感謝感謝でございます。
また京都へ行く際には、是非伺いたいと思います。
ごちそうさまでした。

*****
大徳寺いちま

京都市北区紫野下門前町25
 TEL075-491-4993 FAX075-491-8778

営業 11:00~14:00
    17:00~21:00
休日:月曜(祝日の場合、営業)

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (13) | トラックバック

関西最終日 1:三光堂

私の京都土産の定番といえば、生八橋か甘泉堂の栗むし羊羹、もしくは京漬物のすぐき漬。
だけど今回は、
「京都に”松寿千年翠”って素晴らしく上品な味のクッキーがあるよ」と &oさんに教えて頂きまして、
そのお店情報を頼りに、ホテルか駅の近辺に買えるお店がないか訊ねてみようと直接電話してみました。

「はい、三光堂です」と電話に出た男性に、
その旨を伝えると「いまウチは、どこにも出してないんですわ。」とのこと。
― それなら、直接お店に伺いたいので場所を教えて頂けますか?と現在地を伝えると
「そこからなら205系統のバスに乗ってもろうて北大路堀川で降りて北側に歩いて・・・」とすぐに説明。
しかし、私が電話していた場所が、河原町三条という繁華街の路上だった為に、
車の騒音で声が聞き取りにくい。何度も聞き返しながら、バス路線と停留所の名前を書き留めてると
「せやけど、もう閉店なんで御遣いもんは一つしか・・・・・」って声が騒音に掻き消される。
は?閉店て?え?まだ午前中よね。。
聞き直そうしたところに、205系統のバスがやってきた。
ちょうどバス停のベンチに座ってメモしてた私。
― あ!いま205のバスが来たから乗ります!バス停に着いたらまた電話します!
と、バスに飛び乗った。
15分程バスに揺られ、指示されたバス停を確認して降りる。
『なんだか見覚えのある町並みだわねぇ・・・』とキョロ キョロ しながら、再度お店へ電話。
そこから約10分間、携帯片手に道順を聞きながら てくてく歩く。
荷物が重たい。暑い。蒸し暑い。ぜぃぜぃ。もうだめかも。
と、思ったところで、ようやくお店の看板が見えました。

店内に入ると、小さなケーキ屋さんみたいなショーケースがあってクッキーの箱が並んで・・・ない。
歯抜け状態のショーケースに、これから並べるのかな?と思うも・・・
なんかちょっと違和感のある空気に佇んでいると、奥から「疲れはったでしょう?」と男性が現われる。
今のいままで道案内をしてくれてた人の声だ!とすぐにわかって、お礼を述べる。
んで、
先ほど聞こえなかった「閉店」のことを訊ねると、
「ええ、2日後に店を閉めるんです。商売やめるんですよ。」と・・・
だからもう新しいクッキーは焼いてなくて、店頭に並んでるものだけでおしまいと言われる。
私が買いに行った”松寿千年翠”
「皆さん、これをよう買いに来てくれましたけど、これがほんまに最後の千年翠ですわ。どうぞ。」と
お遣物用の箱入りが一つと、家庭用の小さな袋入りが二つ、目の前に出されました。
最後と言われて、なんだか私までもがしんみりした気持ちになってしまいました。
ただ、かる~く お土産買うつもりでいただけなのに、まさかこんなシーンに出会うとは夢にも思わなかった。
― 初めて伺った私が、これを・・最後の貴重なものを買ってしまって良いんでしょうか?と、言うと
「わざわざ、これを買いに来てくれはったんじゃありませんか。これもご縁です。」と笑顔で応えられ・・・
じ~ん。
― ありがとうございます、頂いていきます。
「おおきに。」
外まで見送って下さり、お互いに深々とお辞儀をして別れる。


三光堂”松寿千年翠”

松とめでたさは日本人の心の象徴です。その松のめでたさと、不老長寿の願いをこめて、松葉を形取ってつくったクッキーで、名づけて「松寿千年翠」であります。薄だねを流し、上面に未さらし粉にごまをすりこみ、二重焼になったこの京菓子には上下二段の味がこまやかにからみ合い、さらりとほぐれのよい和風クッキーの逸品です。 ― 栞より

松寿千年翠から始まったという三光堂四十八年の歴史。
偶然とはいえ、私がその最後の松寿千年翠に出会ってしまった訳ですね。

大切にいただきます。

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月28日

関西2日目:京都でおばんざい

午後、みっちりと打合せをして 終わる頃には頭がウニ状態。
複数案件をまとめて済ませようなんて無謀だったかも・・・?と、ちと頭を過ぎるも、過ぎっただけ。
「では、よろしく。お疲れ様でした!」と、仕事が終わったとたんに「さて、どこへ行く?」と友人。(笑)

夜7時半過ぎ。
外に出ると、皆既月食は・・・雲に隠れて見えなかった。
残念だねー!と言いながら、二人で見上げる空には切れぎれの雲がゆっくり動いてた。

さて!と、友人が以前にも連れて行ってくれたお店へ。の つもりが、
お店に 電話を入れてみると 残念なことに定休日。
で、予定変更。
疲れもたまってることだし、きょうは体に優しいもの頂きましょ。と・・・

京野菜料理のお店『まんざら』へ。

自家製竹筒豆腐

おばんざい5種盛り(南瓜煮、豆腐よう、茄子煮、おから炊き、ハモ豆腐)

海老とれんこんとアボカドの白和えサラダ

ハモの天ぷら

大根もち豚角煮あんかけ(酔っ払って写真撮り忘れたみたい)

メニューにあった「あぶり鯖すし」、売り切れだったのが心残り。^^;

お酒は、「紅芋焼酎要助」
こちらの店長の地元山口より直送だそうです。
まろやかで芋っぽくない芋焼酎でした。

しばらくぶりに会った友人。
仕事モードから切り替え、やっとプライベートな話ができた この夜。
いろんな話、いっぱいお喋りしてたらあっというまに閉店時間。
外に出ると、さっきまでの曇り空はどこかへやら・・・空には満月が煌々と輝いてた。

私が自分のHPを作ってから今年で満10年。
その時の掲示板に、最初の書込みをしてくれたのが彼女だった。
実際に逢ったのは、それから数年後。
お互いのことは殆んど知らなかったと言っても過言ではないけど、初対面の違和感は何もなかった。
それ以来、お互いの地を訪ね合うようになって・・・
今ではすっかり、私になくてはならないご意見番 ソウルメイト。

満月の光を浴びながら、京都最後の夜をそぞろ歩く酔っ払いオンナふたり。
この日、この時間、ここにいられたことに感謝しながら次の再会を約束。
あ、いやでも会うんだけどね・・関西プロジェクトの大事な相方だし。覚悟してね。(笑)

ごちそうさまでした!
楽しかった♪

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

関西2日目:京都でランチ

昼一からの仕事を前に、友人とランチへいくことに。
友人が予約を入れてくれたお店情報が携帯に届いたので、散策していた錦市場から てくてく歩き始める。
あまりの蒸し暑さに途中、歩いてることを後悔するも・・・
知らない町って、歩いてる裏通りに楽しい発見あったりするし。と、歩行再開。
私の足は、外反母趾の古傷に偏平足と・・・歩くには不向きな足なれど、なぜかサクサク歩きたがる足。
これはシューフィッターでもある友人の手による靴調整のおかげ。
体力が追いつかない程、足だけは元気!これって、数ヶ月前までの私には考えられない現象なのだ。
(このことについては、また後日書きますね~。)

さて、ようやくたどりついた目的の交差点、寺町丸太町。
道向こうに見える町屋が指定されたお店『マダム紅蘭』のようです。

こちらでは、京野菜を使ったオリジナル中華をいただけるとか。。
有名人の御贔屓さんも多いということで、人気上昇中のお店らしく・・・
最近は予約がとれにくくなったのだそうです。(友人談)

私は、友人よりも一足先に到着。
玄関を入ると、あら・・本当に普通のお家なのね。って、知り合いの家に来たという感じ。
通されたのは、玄関脇の6畳ほどのお部屋でした。
他に何部屋あるのかは不明でしたが、一部屋の中に入るのは、三組くらいかな?

私が到着した直後に友人も合流。
さっそく、お昼のミニ懐石が運ばれてきました。

蒸し豚スライスの生春巻

蒸し暑い中を歩いてきた私にとって、最初のこの一皿は実にさっぱりと美味しく感られました。
「君は蒸されて食べられちゃうんだね・・・」と、具になってる豚さんに語りかけてパクッ。


加茂茄子とイカのピリ辛炒め

さっぱりのあとに、ピリ辛!
ヒーヒー言いながら食べたけど、あとをひかない辛味。潔いサッパリ感です。


丹波地鶏の唐揚げ

これ、外側はカリッと揚がってて、中はジューシィ。
特別な隠し味のない正統派!?なのにとっても美味しい!懐かしい味。


やわらか豆腐の明太子あんかけ

きくらげのたくさん入ってるお豆腐は、すり身団子にも近い感じでフワフワ。
明太子あんが、予想外のクリーミィさで めちゃうまっ!最後のさいごまで舐めるように頂きました。(笑)


特製焼売

あとからメニューを見て、特製焼売との文字に「なにが特製だったの?」と思いましたが・・・
特別な自家製ということなのでしょうね、たぶん。
豚肉もこもこ美味しかったです。←あ、これか・・?>特製


蒸し鶏のゴマダレ冷麺

冷麺を普段ほとんど食べない私なので、そんな奴は冷麺を語るなかれ!と言われそうですが、・・・ほっとけ。
シコシコヒンヤリ麺に、このゴマダレがぴったり!トロトロなゴマの濃厚さに さり気なく酸味が効いてて
「やっだぁ~!冷麺って美味しいものだったのねぇ~!」と感嘆の声をあげた私でございます。


体にやさしい仙草ゼリー

うん。
ほんとに やさしいお味でした。甘味は羅漢果糖かな?と想像。


こちらは、オプション・デザート。
松次郎のはちみつ最中アイス(抹茶)

「水谷松次郎養蜂園のはちみつローヤルゼリー入りアイスクリームです。
最中にのせてお召し上がりください。」と、メニューにありました。
バニラ、抹茶、黒ごま、きなこ、チョコの中からお好みをチョイス。

友人の頼んだ黒ごまと一緒に。

パリパリ香ばしい最中。
アイスクリームは、はちみつの独特な甘味を残しながらもそれぞれのフレーバーを邪魔してません。
ハー○ンダッツアイスの濃厚さを緩和した上品版みたい・・・といえばわかるかな?
いや、べつに○ーゲンダッツが下品といってるわけじゃなくてね。私、好きですから。ハーゲンダッ○。^^;

松次郎さん、ググったら ありましたよ オンラインショップ。
水谷養蜂園はちみつ最中アイス


お部屋のあちこちに、
この町屋の天井や柱についての解説や注意書きの紙が貼られてて面白かったです。


***

マダム紅蘭

京都市中京区寺町丸太町東入ル北側
℡ 075-212-8090

ランチ 11:30~14:00(LO)
ディナー 17:00~21:00(LO)
月曜定休

アクセス
・地下鉄烏丸線「丸太町駅」下車徒歩10分
・市バス「河原町丸太町」下車徒歩2分

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月27日

関西一日目:大阪で鶏料理

本日より 関西出張。
関西での複数の案件を紹介して頂きましたので、一度の出張にて全ての打合せ。
名づけて関西プロジェクト。(ふつーですみません)
一日目、お昼過ぎに京都入りしてから今回の仕事の担当者でもある友人と共に大阪へ。
それにしても・・・暑い。
京都の蒸暑さは覚悟していたものの 移動先の大阪も負けずに暑かった。。
やっぱり今年は何処も異常だわ。

夜8時近くに 大阪での仕事を終えたあと、
クライアント先の社長T氏が美味しい鶏料理の店へ連れて行ってくださいました。
自分がどこにいるのかよく把握できておりませんでしたが、心斎橋だったよーです。^^;


『たじま地鶏の店かわぐち』

鶏のお造り盛り合わせ。

肝刺し(白肝?)が ひたすら甘くて濃厚!この後味に感じる至福感といったら もう あーた。。
しょっぱなから これですもん。おそるべし大阪。さすが食いだおれ。


じゅんさいとろろ
じゅんさいが浮かぶ冷たいスープの下の方に、すりおろしの とろろ!
あのスープの出汁はなんだったのだろう・・・?とても上品な お味でした。
とろとろのじゅんさいと一緒に、とろろをずるるっと・・・。絶品です!

こちらは地鶏屋さんなので、当然 焼きとりがメインでもあるわけでして・・・
それ以外にも、「ズリ(砂肝)のえんがわ炙り」とかも頂いたわけですが・・・
どれもこれも本当に美味しくて、お腹一杯になるまで頂いてしまいました。
すみません。
食べるのに夢中で・・・否、T氏のお話しに夢中で写真撮ってるばやいではありませんでした。
初対面の方との会食中 こんだけ撮ってて何を言う?と、セルフ突っ込み。はい。
どれもこれも大変おいしゅうございました。

さいごに、T氏お薦めのお茶漬け。

こちらのお茶漬け、お出汁の塩分が程好い薄さで嬉しくなりました。


話に夢中になってたら、京都へ戻る電車の終電間近!
大阪から京都のホテルへ戻ったのは午前一時近く。
酔っ払ってたし、疲れてたし・・で、バタン!と寝られるかと思いきや、
効きすぎる冷房に堪えきれず、バスタブに熱~いお湯をはって体を温めて・・・
お部屋の冷房オフにして就寝。
ドアの隙間から入ってくる館内冷房だけで充分涼しかった。


***

たじま地鶏の店 かわぐち
大阪市中央区東心斎橋1-19-11 ピテカントロプスビル1F
06-6244-9489

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2007年08月25日

魚広の刺身盛りデビュー♪

昨日の魚広さんの すきみにすっかりハマってしまった私。
こりゃもう 刺身盛りにいくっきゃないっしょ!?・・・と、お願いに行きました。
まぐろも好きだけど地物とか青魚とか貝類も~なんて好みを申しておりましたら
「わかった。色々ちょっとずつ入れればいいんだな?」と、おじさん。
はい。
仰るとーりでございまふ。よろぴく。

そして、お願いしていた時間に受け取りに行くと
「ちょっと待ってね~!」と、忙しそうなおじさん&おばさん。
今日は土曜日ということもあって、お刺身の予約が いっぱいなのだとか。
私が待ってるあいだにも、次々予約の電話が入っておりましたよ。すごいなぁ。
んで、
「はい!お待たせ~っ!」と、刺身盛りのお皿ごと氷といっしょに発泡スチロール箱に入れてくれる。
こんなに忙しいのに、何から何までサービスが行き届いてて感動しちゃった私。
気配り上手でとっても優しいおばさんと、一見 コワオモテだけど笑顔がキュートなおじさん♪
魚広さんの人気が高いのって、お刺身はもちろんだけど このお二人の人柄によるところも大きい気がしました。
嬉しい出会いです。^^


では・・・
まいりますわよ。


本まぐろ、まぐろ、すきみ、かんぱち、しまあじ、ヒラメ、イカ、ウニ、サザエ、蒸アワビ。


あぁ、
なんて贅沢な。。。
はあはへ。

だけどね、尾だ鞠亭はこの先が長いのよね。。

***

今日は、ウチの花板Jにちょいとめでたいことがありましたものでね祝い膳ですのよ。

ちょうど、こぶた畑のミンチが届いてたものですから、
久々に春巻きと、パクチーたっぷり焼きビーフンの登場。

美味しい肴で飲むといくらでも飲めちゃう。
で、飲み続けていくうちに、またもや満腹中枢が・・・いっちゃいました。
せっかくお刺身もあるし、ご飯ものも食べたいよね。
と、言ったのは私かJか定かではありませんが・・・

ご飯、いっとく?と、本日の主役花板J登場。

二色づけ丼。


これに
Y養鶏の玄米卵(黄身だけ)のっけてまぜまぜ。


こちらは、づけ丼別バージョン。
パクチーと自家製・青胡椒入れてアジアごはん風

ナンプラーもかけて、玄米卵の白身といっしょに まぜまぜ。
熱々ご飯の中で白身が半濁になるまで、まぜまぜ。

ごはんもの食べて落ち着いたことだし、
そろそろシメにいきまひょか。

ってことで、

しまあじの まご茶漬け。

まご茶漬け・・・感動的に美味しゅうございました。
これなら毎日でも食べられそう。(願望)

腕の良い花板がいて、良い魚屋さんにも出会えて・・・もうコワイものナシだわね。

ほっほっほ。

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (2) | トラックバック

2007年08月24日

魚広プレデビュー!?

知人のSさんに連れられて行った 憧れのお魚屋さん『魚広』。
このお店、食いしんぼうブロガーの皆様の間では超がつくほど有名店でございます。
ええ、もう この方なくては『魚広』の名もここまで広く周知されることはなかったのではないでしょうか?
ありがたや、ありがたや。

てことで、本日連れてって下さったSさんのおかげで、ハジメマシテのご挨拶。
湘南番外地さんで、これでもか!ってくらいに登場してた・・・すきみを購入して参りました。

どきどき。。


ごっくん。


もう・・・っ

感動っ!!!

投稿者 ゆみ@尾だ鞠 : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

1|23 次の10件>>

« 2007年07月 | HOME | 2007年09月 »

(C) Copyright Yumi.K & Odamari Management. All rights reserved.